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OpenSlide のインストール方法

この文書では下記の項目について説明します.

必要なパッケージの準備

OpenSlide は Ubuntu Linux の上で開発をしています. OpenSlide は必要なプログラムを準備すれば他の OS でも動作すると思います.

まず OpenSlide を動作させるためには, 下記のパッケージ群のインストールが必要です.

 % sudo apt-get install perl
 % sudo apt-get install apache2
 % sudo apt-get install openoffice
 % sudo apt-get install xpdf
 % sudo apt-get install swftools
 % sudo apt-get install unoconv
	  

サーバでの事前準備

OpenSlide の動作には Web サーバにて cgi の動作設定が必要になります. 例えば Ubuntu の場合 /etc/apache2/apache2.conf の適当な場所に 下記の記述を追加します.

 AddHandler cgi-script .cgi
 ...
	    
	      
	      Options All 
	      ....
	      snip
	  

適当な場所に下記の perl スクリプト sample.cgi を置いて, ブラウザでその sample.cgi にアクセスし,Hello World と 表示されていれば Web サーバで cgi が動くようになっていると 考えられます.

 #!/usr/bin/env perl
 # sample.cgi
 
 print "Content-type: text/plain\n\n";
 print "Hello World\n";
	  

OpenSlide のインストールと確認

OpenSlide を取得し, 適当なディレクトリに展開し, セットアッププログラム setup.sh を実行します. ここでは /var/www/ 以下のディレクトリに展開するとします.

 % cd /var/www
 % tar zxvf /where/to/path/openslide-?.tar.gz 
 % cd openslide
 % sh ./setup.sh
	  

確認のために,ブラウザから OpenSlide を設置した url(例えば下記) へアクセスします.

  • http://localhost/openslide/

下記のような画面が出ていれば,ファイルの展開は成功です.

OpenSlide Front Page

初期のユーザ情報は下記の通りです.

  Adminstractor
  - User: admin
  - Pass: admin

  一般ユーザ
  - User: guest
  - Pass: guest
	  

いずれかのアカウントでログインしたのちに, ページ上部の add より適当なスライドを登録します.

下記の画面のように,正しく表示されればインストールは おそらく成功しているでしょう.

OpenSlide view of adding slide